保育園の運動会でねらいを決めるのってけっこう悩みますよね。
私も保育士をしていたころはなかなか決められず、長い時間過去のデータや保育雑誌とにらめっこしていました。
そこで今回は、
- 保育園の運動会のねらい
- 保育園の運動会でねらいを決めるコツ
- 保育園の運動会ねらいの準備や導入
保育園の運動会のねらいや、事前準備や導入のポイントを紹介します!
年齢や1人ひとりに合わせたねらいで、達成感の持てるすばらしい運動会にしましょう♪
保育園の運動会の年齢別ねらい
保育園の運動会に向けて、月案や週案を書くときにどんなねらいを書こうか悩むところ。
子どもの様子にねらいが合っていないと、運動会への方向性もバシッと決まりません!
そこで、クラスの月案や週案に書くときに使える運動会のねらいを紹介します♪
保育園の運動会の年齢別ねらい:0歳児
- 元気に運動会に参加する
- おうちの人と体を動かす楽しさを味わう
- のびのびと体を動かす気持ちよさを知る
0歳児は、保育園に入ってはじめての運動会なので、とにかく健康で当日を迎えられることが目標です☆
まだずりばいやハイハイ、歩いている子と発達段階はさまざまなので、保護者に抱っこしてもらい参加することになるでしょう。
慣れない場でびっくりすると思うので、普段の延長のような内容で短時間だと負担がすくなそうですね☆
むずかしいねらいは必要ありません。
0歳児は、元気に運動会に参加できることを目標にできるといいですね!
保育園の運動会の年齢別ねらい:1歳児
- いつもとは違う雰囲気をおうちの人と楽しむ
- いろいろなことができるようになったことをおうちの人に見てもらう
- おうちの人と触れ合い信頼関係を深め楽しい気持ちを表現する
人見知りも出てくる時期で慣れない雰囲気に泣いてしまう子もおおいです。
競技やダンスは、保護者と一緒に参加できるものがいいですね♪
「ママと離れたくない!」としがみついている子が多いので、無理せず親子のスキンシップが楽しめる内容が良いでしょう。
自分の気持ちを表現できる時期なので、保護者に成長が伝わるような競技の内容やねらいが良いと思います。
保育園の運動会の年齢別ねらい:2歳児
- おうちの人や友だちと参加するよろこびを感じる
- 上の学年の頑張る姿を見て憧れを持つ
- 緊張しながらも自分でやってみようと挑戦する気持ちをはぐくむ
競技は短時間なら一人でできることもあるので、保護者と協力しながらも自分の力を発揮できるような内容がおすすめです。
年長に支えられながら、入場やダンスができますが中にはまだ嫌がる子も。
必要な時はサッと保育者がサポートしましょう。
ねらいも、緊張しながらも楽しめるような内容がいいですね♪
保育園の運動会の年齢別ねらい:3歳児
- 友だちの応援や周りから応援してもらうことの喜びを知る
- おうちの人や友だちと体を動かす楽しさを感じる
- 全身で表現する楽しさを知り注目される経験を積む
運動会全体が見えてくる年齢です。
当日のイメージをふくらませ、年長・年中を見て真似します。
日々の練習で友だちとの絆も深まる時期でしょう。
上の学年や、友だちを応援する楽しさが知れるねらいがおすすめですよ♪
保育園の運動会の年齢別ねらい:4歳児
- いろいろな競技に参加し挑戦することで自信を持つ
- 友達と共通の目的に向かうことでいろいろな気持ちを分かち合う
- 運動会を通して他者を思いやる気持ちをはぐくむ
来年は最終学年だという実感を持つこと、友だちとの団結が深まる時期です。
年長がやるリレーやダンスを見て憧れを持つ時期です。
真似をしながらもチームプレーを覚え、団結の楽しさが知れるといいですね♪
競技を通して、成長が実感できるねらいが良いと思います☆
保育園の運動会の年齢別ねらい:5歳児
- 運動会を通してくやしさや誇らしさなどいろいろな感情を経験する
- 力を出し切り保育園生活最後の運動会の思い出を作る
- 責任感を持ち小さな学年の世話をする
最終学年で、保育園生活最後の運動会になります。
くやしさや誇らしさいろいろな気持ち経験する時期です。
小さな学年の世話や、競技へのプレッシャーもあることでしょう。
しっかりとした心のフォローが大切です。
思い切り力を出し切り、最高の思い出を作れるようなねらいを考えてあげたいですね♪
保育園の運動会でねらいを決めるポイント
保育園の運動会でねらいを決めるときはいくつかポイントがあります。
以下の点を取り入れると、より意味のあるねらいになるでしょう。
- 運動嫌いな子も発達が遅い子もみんなが楽しめるもの
- 成長を期待したワクワクするもの
- 達成感が感じられるもの
- 保護者に何を伝えたいのかわかるもの
- どんな経験をさせたいのかわかるもの
運動会のねらいは、どんな子もみんなが同じように楽しめるような配慮が必要です。
乳児さんと幼児さんでも成長が違うぶんねらいは全く違います。
運動会全体に向けてなのか、どの競技に向けてなのかでもかわってきます。
運動会は成長を実感できる素敵な場です。
なので、成長や達成感も感じられるようなねらいがいいですね☆
そのうえで、保護者にどんな姿を見てほしいのか念頭に入れておくとねらいが決めやすいです!
過去のデータや反省点を参考にしながら、今の子どもたちに合わせ改良していくのもいいと思いますよ♪
運動会は、はじめてのこともたくさん経験できる場になります。
どんな経験をさせたいのか、子どもたちのことを第一に考えたらきっと素敵なねらいが決まると思いますよ☆
保育園の運動会ねらいに向けた準備とおすすめの導入
子どもたちが、運動会に向けて盛りあがれるようおすすめの導入方法があります☆
それは、こんな感じです。
- 普段から運動会のダンスで使用する曲をながす
- 普段から友だちと手をつなぐ活動しをふやす
- 普段の遊びの中にリレーやかけっこごっこを入れる
- 絵本や過去の動画で期待感やイメージをふくらませる
運動会へワクワク期待できるよう、ダンスの曲が決まった時点で日々ながしましょう♪ 練習がはじまる頃、スムーズに導入できますよ☆
運動会では、お友だちと手をつなぐことも多いので日々の中で手をつなぐ機会をふやすのもいいですね。
ほかにも、リレーやかけっこに向けて遊びの延長で「よーいどん!」のフレーズになれておくのもおすすめです。
運動会の導入で、イメージや期待をふくらませるのにピッタリなのが、過去の動画や絵本です。
私が読んだ中で、とくに子ども達に人気だった絵本が『よーいどん!』と『おやおや、おやさい』です!
『よーいどん!』はギャグ性の高い絵本で「よーい…」「うどん!」のかけだしにみんな大笑いまちがいなし♪
緊張もほぐれ、運動会が楽しみになる一冊ですよ(^^)
そして、もう一冊のおすすめ絵本は『おやおや、おやさい』です。
この絵本は、マラソン大会が舞台ですが楽しい言葉遊びいっぱい!
「りっぱなパセリはつっぱしる」「かぼちゃのぼっちゃんかわにぼちゃん」など声に出したくなるワクワクする一冊です♪
楽しく子どもたちを導入し、運動会まで盛り上がりましょう!
今度は、運動会へのねらいが決まったら、こんな感じで準備を進めていきます。
- 競技内容などプログラムを決める
- 小物を作る
- ダンスや競技の練習
- 保護者への配布物で周知してもらう
- 用具などのリストを作る
- 大道具を作る
ねらいが決まったら、運動会のテーマやプログラムを決めましょう。
決まったら早めに保護者へ配布物などで周知してもらうのと出席や当日などいろいろと協力してもらえるのでおすすめです☆
運動会の旗など、子どもたちが作るものは休みがあったりスムーズにいかないこともあるので早めに取りかかることをおすすめします。
逆に、運動会の入場門など大道具は収納するのが大変なので、運動会1~2週間前くらいから作りはじめるといいですね☆
どこかの施設を借りて運動会を開催する場合、施設長が前年度とちがうと方針も変わることがあります。
早めに日にちや用具の確認をしておきましょう!
準備内容によって、ベストな時期があるので参考になったらうれしいです♪
保育園の運動会はねらいに向けて成功させよう
運動会に向けて練習で大事なのは、間のびしないよう短時間ですることです。
毎日練習や運動会の曲をきいていると、子どもたちはあきてしまい集中ができなくなってしまいます。
ときには、子どもたちの状況をみながら運動会の練習をおやすみしましょう☆
ねらいを決めても、思うようにうまく進まないこともよくあることです!
子どもたちの状況に合わせ、ダンスや競技の内容を簡単に変更するなど臨機応変な対応ができるといいですね(^^)
ねらいを真剣に考えているからこそ、いつも子どもたちと真剣に向き合っていることでしょう。
きっといいねらいが決まり、運動会も大成功すると思いますよ☆
保育園の運動会はねらいが決め手!事前準備や導入のポイントを紹介!まとめ
いかがでしたか?
運動会が成功するためにも、その時にぴったりなねらいが決まるといいですね☆
- 年齢別のねらい
- 年齢や興味に合わせたねらいを決める
- 導入は歌や絵本がおすすめ
- 準備は内容に合わせたタイミングではじめる
保育園の運動会はねらいや、事前準備や導入のポイントを紹介しました!
運動会までの準備はとても大変かと思いますが、体調に気をつけ楽しい運動会を過ごしてくださいね♪
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