節分の献立には欠かせない恵方巻き。
お正月が終わり節分の時期になると、スーパーやコンビニでも恵方巻きの予約がはじまりますね。
節分といえば恵方巻きを食べることが当たり前の文化だと思っていましたが、そもそも食べない人はいるのでしょうか?
節分の恵方巻きを食べない人はどれくらいいるのか、また地域差もあるのかなど詳しく調べてみました!
節分の恵方巻きを食べない人の割合は?
こちらの調査によると、2023年に節分の恵方巻きを食べない人の割合は約2割、節分の恵方巻きを食べる人の割合は約8割でした。
出典元:恵方巻きに関するアンケート調査
年々食べない人が減っていってることも分かります。
たしかに、昔より節分の時期に恵方巻きをみかけることが多くなった気がしますね。
年々過熱していく恵方巻き文化。
2024年はどうなるのでしょうか。
節分の恵方巻きを食べない人の地域差
節分の恵方巻きを食べる習慣は、地域差があることが分かりました。
こちらのアンケートによると、東日本の方が西日本よりも恵方巻きを食べない人が多いことがわかります。
近畿地方では7割以上の方が、中国、四国地方では約6割の方が恵方巻きを食べています。
一方で北海道、東北、関東地方では恵方巻きを食べる人も食べない人も約5割となっていますよ。
なぜこのようにはっきりと恵方巻きを食べる人と食べない人の地域差があるのか調べたところ、恵方巻きを食べる文化は大阪からひろまったという説があるのです!
江戸時代から明治時代にかけて、節分のときに大阪の花街で商売繫盛を祈って巻き寿司を食べていたのだそうです。
この文化から、節分の日に巻き寿司である恵方巻きを食べることが関西地域から全国に広まっていったのですね♪
今でも近畿地方や、その周辺の地域にこの文化が根付いていることがこのグラフからも分かりますね。
恵方巻きはコンビニやスーパーで販売されているので、クリスマスケーキのように全国的に広まっているのかと思っていました!
地域差があるなんて面白いですね。
節分の恵方巻きを食べない人の地域差
「恵方巻きを食べないといけない」という決まりはありません。
節分といえば、豆と鬼と恵方巻きを思い浮かべますよね。
そんなイメージがあるなか、節分の日に恵方巻きを食べないとなんだか縁起が悪い気がしませんか?
世の中が節分ムードのなか、恵方巻きを食べないと不安になってしまうかもしれません。
それに、巻き寿司が嫌いな人にとっては具沢山の恵方巻きを食べることは苦痛かもしれませんね。
たとえ食べない選択をしても大丈夫。
恵方巻きを食べないと運勢が悪くなったりすることもないので、安心してくださいね♪
節分の恵方巻きを食べない人の意見
恵方巻きを食べない人は節分の日に何を食べているのでしょうか?
SNSを調査してみました。
あえて恵方巻きを食べないスタイル🍣
やっぱスシロー最高だよ!#からぞんめし pic.twitter.com/xSZsOS8g1r— からぞん。 (@karazonby) February 3, 2023
恵方巻き食べない民 pic.twitter.com/mfy49ezyhG
— 映画みます (@AsPoirot) February 4, 2023
節分に恵方巻きを食べない人は、回転寿司に行ったり、他の巻き寿司を作って節分を楽しんでいるようです。
今年の節分は恵方巻き食べない代わりにタンパク質のお豆食べて邪気を払います👹💪✨ぱわぁ! pic.twitter.com/7DC0ZlmMVZ
— 茉豆(マズ) (@xLLM4TuzvyGFH1J) February 3, 2023
節分の恵方巻きを食べない人はダイエット中の方もいるようです。
恵方巻きを食べるのではなく大豆をたくさん食べてヘルシーな食事にするのもよいかもしれませんね。
恵方巻き食べるなら寿司食いたい派で子供たちも恵方巻き食べないので夜は普通にササミかつがメイン😂
豆まきは3人を1人で安全にとなると難しいので(小分けの袋タイプにしても上二人は袋開けれるから)やめて、ケーキだけ食べました🤤
鬼のケーキ可愛かった🤤💗 pic.twitter.com/XY8vTb78VW— エリンギ4y&3y&2y (@eringi_1210) February 3, 2023
節分に恵方巻きを食べない人は、お子さんが恵方巻きが嫌い、というかたもいらっしゃるかもしれませんね。
そんな時は、鬼のケーキも可愛いかも♪
節分に恵方巻きを食べない人もこのように、節分を楽しむ方法はたくさんありますよ。
イベント事が大好き、巻き寿司も大好きなわたしにとって、節分はとっても楽しみな行事です。
節分に恵方巻きを楽しめないなんてちょっともったいない気がしていましたが、恵方巻きなしでも案外楽しめそうです!
節分の恵方巻きを食べない時のメニュー
恵方巻き以外にも節分に食べるメニューはいろいろあるんですよ。
有名なものだと福茶、イワシ、けんちん汁、そばなどがあります。
福茶は、節分のときにまく豆で簡単に作ることが出来るんです。
コップ1杯のお湯に節分の豆とお好みで梅干しや塩昆布をいれたら出来上がりです。
鬼はイワシのにおいと、柊のトゲが苦手だそう。
イワシを焼いたときの煙の香りと柊のトゲで鬼を退治する効果があると言われています。
イワシを塩焼きにしておかずにするのもいいですよ♪
けんちん汁は関東地方で節分に食べられていたようです。
けんちん汁の起源は、鎌倉にある健長寺というお寺の修行僧が作る健長寺汁であるという説もあります。
健長寺(けんちょうじ)汁がなまってけんちん汁と呼ばれ、今では全国の家庭料理になるまで広まったんですよ。
けんちん汁は大根やニンジン、ごぼうや豆腐など和風のだしと醤油で味をつけたスープのこと。
もっと野菜を沢山いれて、具だくさんにすると満足できる一品になりますよ。
節分は2月でとっても寒いので、体がぽかぽか温まりますね!
そばは、節分を年越しと考えていた江戸時代から節分に食べる習慣があったようです。
今でも年越しそばとして大晦日にそばを食べる習慣が残っていますね。
いわしを蕎麦にのせて、節分蕎麦にしていただくのもいいかもしれません。
食後のデザートは恵方巻きの代わりにロールケーキを選んでみましょう。
こんな風に、恵方巻きを食べなくても節分の献立を立てることもできますよ☆
節分の恵方巻きを食べない人の割合は?地域差や節分事情を調査!まとめ
- 恵方巻きを食べる人は約8割!
- 恵方巻きを食べる人が一番多い地域は近畿地方。
- 東日本は恵方巻きを食べない人が多い。
- 恵方巻きを食べなくても節分は他の食材で楽しめる!
恵方巻きを食べない人の地域や、恵方巻き以外の節分の食べ物を調べてみました。
節分と恵方巻きは切っても切り離せない関係だと思っていましたが、意外にも恵方巻きがなくても節分は楽しめそうですよ!
恵方巻きが苦手だったり、他の理由で食べない人も多くいます。
そんな時でも今回ご紹介したように、他の食材やさまざまな工夫で節分を楽しむことが出来ますね。
今回の記事が恵方巻きを食べない人の参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。


