朝、完璧にメイクをしたつもりでも、時間が経つにつれ、ほうれい線にファンデが溜まってしまっている、というお悩みを抱えている女性は多いのではないでしょうか?
しかし、スキンケアの方法やメイクの方法を少し意識するだけで、違ってきます。
今回は、ほうれい線にファンデが溜まる原因や、それを防ぐ方法などを解説していきたいと思います。
目次
ほうれい線にファンデが溜まる原因は?

それでは早速、ほうれい線にファンデが溜まってしまう原因を、解説していきたいと思います。
保湿不足
まず、お肌のトラブルの原因で一番多いのが、保湿不足です。
どんなに良い化粧品を使っていても、お肌の保湿が足りていないと、化粧のノリも持ちも違ってきます。
メイク下地をきちんとやっていない
メイク下地は、メイクの土台となる部分ですので、ここを適当にしていると、化粧崩れぼ原因にもなりますし、ほうれい線にファンデが溜まる原因になります。
まずは、メイク下地で、顔全体の凹凸を均一にしておくことが、大切です。
ファンデのつけすぎ
ファンデのつけ過ぎも、ほうれい線にファンデが溜まる原因になります。
カバーしたくて厚塗りになったり、油分の多いファンデの塗り過ぎは、かえってほうれい線にファンデが溜まる原因になってしまいます。
ファンデが溜まるのを防ぐスキンケアは?

それでは、実際にどのようなスキンケアをすれば、ほうれい線にファンデが溜まるのを防ぐ事が出来るのかを、解説していきたいと思います。
ほうれい線にファンデが溜まるのは、簡単に言うとメイクの崩れによるものです。
メイク崩れの原因は乾燥ですので、まずはメイク前の土台となるお肌の状態を整えることが、とても大切なのです。
洗顔後のお肌は、水分が不足している状態になっていて、保湿を十分にしないうちにメイクをしてしまうと、ほうれい線にファンデが溜まる原因になります。
洗顔後に、化粧水が滴るくらいまで、しっかりお肌に浸透させましょう。
パッティングなどをしながら浸透させ、お肌がひんやり柔らかくなってきたら、しっかり保湿できている証拠です。
そして、化粧水で浸透させた水分を、乳液で閉じ込めましょう。
乳液は、ベタつきが気になって苦手という方も、いるかもしれませんが、お肌の水分が蒸発するのを防ぐためには、乳液はとても重要です。
しっかり乳液をつけて保湿したら、軽くお肌の表面だけティッシュなどで押さえると、ベタつきは防ぐ事が出来ますよ。
この、ほんのひと手間が、化粧の持ちを良くして、ほうれい線にファンデが溜まるのを防いでくれるのです。
ほうれい線に溜まらないメイク方法は?

では次に、化粧崩れを防いで、ほうれい線にファンデが溜まるのを防ぐための、メイクの方法を解説していきたいと思います。
メイク下地をきちんとする
見出し1でも、軽く触れましたが、メイクの土台である化粧下地が、しっかりお肌に密着していないと、メイクが崩れる原因になります。
メイク下地がしっかり密着していないと、お肌の上でメイクが滑ってしまい、ほうれい線にファンデがどんどん溜まってしまいます。
化粧下地は、しっかり適量を使い、お肌に均一に伸ばすようにしましょう。
リキッドファンデーションを使う
ほうれい線にファンデが溜まりやすいお肌は、同時にテカリも気になる場合が多いと思います。
お肌のテカリは、乾燥による皮脂の過剰分泌によって起こります。
ですので、乾燥しているお肌に、さらにサラサラのパウダーファンデーションを使ってしまうと、かえって乾燥させてしまい、皮脂の分泌も過剰になってしまう可能性があります。
リキッドファンデーションは、パウダーファンデーションに比べて水分量が多く、保湿効果もあります。
しかも、粒子が小さいので、お肌と密着しやすい特徴があります。
お肌により密着していた方が、化粧崩れを防ぐ事が出来ますので、パウダーファンデーションで、ほうれい線にファンデが溜まりやすい人は、リキッドファンデーションに変えてみるのも良いですよ。
ファンデは適量をつける
ファンデーションを塗る時は、必ず化粧下地が乾いてからにしましょう。
理想は化粧下地を塗ってから、1分程待つとしっかりお肌に定着してくれます。
ほうれい線など、お肌にトラブルがあると、どうしても厚くファンデーションを塗ってしまいたくなるのですが、厚塗りはかえって、ほうれい線にファンデが溜まる原因になります。
特に、ほうれい線が目立ちやすい口元は、筋肉を良く動かす部分でもあるので、厚塗りするとすぐにヨレてしまいます。
ファンデーションは、なるべく薄くのせ、最後にハイライトパウダーなどを使って、光でほうれい線の目立ちをカバーしましょう。
ほうれい線にファンデが溜まってしまった時の直し方は?

外出先などで、鏡を見た時にほうれい線にファンデが溜まっていたら、焦りますよね。
ここでは、そんな時にサッと直せる方法を、解説していきたいと思います。
ほうれい線にファンデが溜まった時は、全体的に直すのではなく、部分的にメイク直しをしましょう。
まず、ヨレてしまったファンデを、綿棒や小さめのコットンなどで優しくオフします。
この時、綿棒やコットンに、乳液を含ませながら拭くと、オフしやすいですよ。
そして、軽く指で押さえて、ラメが入ったパウダーや、ハイライトなどをブラシなどで重ねていきます。
ハイライトなどを使うと、光の効果でほうれい線自体も、目立ちにくくなるのでオススメです。
ほうれい線を改善するマッサージ方法は?

さて、ここまでで、ほうれい線にファンデが溜まる原因や対処法などを解説してきましたが、最後に、ほうれい線そのものの溝が深くならないよう、ほうれい線を改善するマッサージ方法を解説していきたいと思います。
老廃物を流す
ほうれい線を改善するには、まずはリンパの流れを良くして、老廃物を流すことが大切です。
拳を頬骨に当てて、ゆっくり外側に向かって流していきます。
最後に、首から肩に向けて、下へ押し流すイメージでマッサージしていきましょう。
ほうれい線のまわりのコリをほぐす
ほうれい線のまわりの筋肉がこっていると、その部分の皮膚が硬くなり、ほうれい線の溝が深くなります。
そうすると、ますますファンデーションが溜まりやすい形になってしまうので、日頃からコリをほぐしておきましょう。
オススメは、お風呂上りです。
全身が温まっている時に、ほうれい線まわりを指でゆっくり円を書くように、軽く指圧していきましょう。
このように、日頃のちょっとした時間でのマッサージが、ほうれい線ケアには大切なのです。
スキンケアとともに、試してみてくださいね。
ほうれい線にファンデが溜まる?対処法を紹介!まとめ

- ほうれい線にファンデが溜まるのは保湿不足が原因。
- メイクの土台である、化粧下地をしっかりすることが大切。
- 化粧直しには乳液がオススメ。
- 日頃のマッサージで、ほうれい線ケアも大切に。
さて、ほうれい線にファンデが溜まる原因や、対処法などを解説してきましたが、いかがだったでしょうか?
ほうれい線にファンデが溜まるのは、メイクだけが原因ではなく、基本のスキンケアも重要です。
保湿不足によるお肌の乾燥は、余分な皮脂の分泌を促してしまい、ほうれい線にファンデが溜まりやすくなります。
また、ほうれい線を隠そうと、ファンデを厚塗りしてしまう事も、溜まってしまう原因になります。
これからの季節、暑さや汗でメイクが崩れやすくなりますが、ぜひ今回ご紹介した方法を試してみてくださいね!